むくみの解消にはカリウムを摂るのが良いと言われるのはなぜ?

むくみの解消にはカリウムを摂るのが良いと言われるのはなぜ?

カリウムは多量ミネラル(1日の必要量が100mg以上のミネラル)に分類されるミネラルの一種です。

細胞の浸透圧の調整、酸とアルカリの平衡維持、筋肉の収縮、神経細胞の刺激伝達など様々な役割に関与しています。

ナトリウムとセットで動くというのが、むくみを解消してくれる理由です。

カリウムを摂取すると体内でどんな働きをする?

体内にカリウムが入ると、小腸で吸収されて全身の組織に運ばれて細胞内に取り込まれます。細胞内液に多く存在していて、細胞内液の容量の調整や体液の浸透圧の維持などを行なっています。

ナトリウムは細胞外液に多く存在していて、こちらも体液の浸透圧や酸とアルカリの平衡維持に関わっています。

2つのミネラルは細胞の内外で同じ役割を行い、濃度差を一定に保つことで体の生理機能を調整しています。カリウム:ナトリウム=2:1の割合で保たれているのが理想的です。

もしかしてナトリウムを摂りすぎていませんか?

しかし、最近ではナトリウムの摂りすぎに加えてカリウム不足が問題になっています。塩辛いものをたくさん食べる一方で、野菜や果物などの摂取量が減っています。

ナトリウムが多すぎると血液の中にたくさんの水分を入れないと濃度の調整ができなくなるので、その影響で血管がパンパンになってしまいます。すると周りのリンパ管も圧迫されて体の巡りが悪くなっていきます。

これを防ぐには、加工食品やインスタント食品、ファストフードなどの塩分の多いものの摂りすぎを防ぐことが大切です。

ナトリウムも夏に大量の汗をかいて失われて不足することはありますが、ほとんどの場合は摂りすぎが問題になっているので、できるだけ塩を減らす生活を心がけることが大切です。

カリウムは野菜や果物などに多く含まれていて、摂取することで余分なナトリウムを排出してくれます。余分なナトリウムがなくなれば血液を薄める必要がなくなるので、血管の中の水が少なくなってむくみが解消されます。

血管の中の余分な水がなくなるとリンパ管が圧迫されることもなくなり老廃物も回収されやすくなりデトックス効果も高まります。

水分の摂りすぎは新陳代謝が落ちる原因になる?

また、余分な水が多い状態だとその水で体が冷やされて新陳代謝が落ちてしまいますが、水による冷えが解消されると体が温まるので新陳代謝が高まって体の調子も良くなります。

野菜や果物などから摂取するようにするといいですが、毎日摂る量が少ないと感じているのであればサプリメントなどを活用してもいいです。

参考情報:むくみ解消マガジン|体の部位別むくみの原因と改善方法

ただし、大量にとればいいわけではないので上限量は守って摂取しましょう。